高専生が選ぶ大学編入参考書ランキング【物理】
様々な大学編入サイトから、大学編入合格者100人以上がオススメする「物理の参考書」の統計を調べ、計40冊以上中からランキングで紹介。
合格者が選ぶ参考書の特徴
合格者の多くが、高校生が使う大学入試用の問題集や、大学生向けの難易度が低めの参考書を使っていることが特徴である。
旧帝大レベルは力学や熱、電磁気学を主とし、授業だけではマスターできない。よって、学校の教科書だけでは対策できない。
全般
物理の参考書は全体的に「基礎物理学演習」「物理のエッセンス」「詳解物理学演習」に圧倒的な支持が集まっている。
全般1位:基礎物理学演習
本書は、理工系の大学や高専の学生を対象に、物理学の基礎を総合的に掲載した演習書。本書の特徴は、問題料が多く解説が詳しいこと。難易度は基礎~標準レベル。
本書は、他の参考書に比べて、支持数が圧倒的に多い。
全般2位:物理のエッセンスシリーズ
本書は例題や解説、演習問題が適度に配置されている。難易度は標準レベル。本書の特徴は、図が多く視覚で物理を学べることだ。
全般3位:詳解物理学演習
本書は「詳解」という名の通り、詳しい解説があり、問題数も豊富である。上下合わせて870ページもあり問題数が多いので、受験日までに時間がある人には最適だ。
ここから下は、分野別に参考書を紹介していく。
力学
力学の参考書は「演習力学」に圧倒的な支持が集まっている。
力学1位:演習力学
本書は名前通り力学の演習書である。難易度は低い。問題数が適度で解説が詳しいことに高評価を受けている。
電磁気学
電磁気学の参考書は「電磁気学演習」に圧倒的な支持が集まっている。
電磁気学1位:電磁気学演習
本書は、電磁気学の演習書である。問題数やそのレベルも適切であるが、電磁気学の初心者には説明不足な点もある。そのため、難易度は標準レベル。
電磁気学2位:詳解電磁気学演習
本書は「詳解」という名の通り、詳しい解説があり、問題数も豊富である。460ページもあり問題数が多いので、受験日までに時間がある人には最適である。
熱・統計力学
サンプル数が少ないためランキングできない。物理全般2位の「物理のエッセンス 熱・電磁気・原子」で代用している人もいる。