専攻学科を変えて大学を編入することは可能
高専在学中に学科を転科することなく、専攻する学科を変えて大学を編入することは可能である。そのメリットとデメリットを解説する。
編入できた例はある
自動車に興味があって高専の機械工学科に入学したにもかかわらず、パソコンに興味が湧いたため、大学の情報工学科に編入するといったような、専攻学科を変えて大学に編入する学生は稀に存在する。
実は(大学によって対応は異なるが、)専攻学科を変えて大学を編入することは可能であり、高専在学中に学科を転科することなく、大学に編入するタイミングで転科することは可能だ。
つまり、A高専の物質工学科の学生が、B大学の機械工学科に編入することができるのである。
私は実際に、機械工学科の高専生が、ある公立大学の物質工学科の3年次に編入した例を、その大学の教授から聞いたことがある。
2年次から編入する場合や、編入不可の場合もある
しかし取得できる単位が少ないため、大学の2年次から編入する場合もあるし、高専在学中の学科とは異なる学科への編入を認めていない大学も多い。
また、在籍する学科とは異なる専門科目を独学で勉強することになるため、他の受験生に比べれば、相当苦労することになるでしょう。