大学編入用の塾は行くべきか
大高専生は大学編入用の塾に行くべきか否かを、メリットとデメリットをもとに考える。
大学編入用の塾は存在する
高専生用の学習塾はほとんど存在しない一方、大学編入用の塾は存在する。
大学編入用の塾の講座内容は様々で、英語・数学・法学・経済学に加え、小論文対策まであり、文系や理系の大学編入試験に適応したものとなっている。
実際に高専生のごく一部はこのような大学編入用の学習塾へ行っている。
メリット:過去問が手に入る
大学編入用の学習塾のメリットは、体験者によれば過去問が手に入ることだ。それ以外のメリットはほとんどない。
一般的な高専生の場合、受講する講座内容は数学・物理・化学・英語に限られており、専門分野の勉強はできない。
デメリット:料金が高い
塾の費用がかかる
大学編入用の講座は以下の特徴があるため、料金が高い。
- 受講生の年齢が高い
- 受講生の数が少ない
- 塾間の競争が少ない
例えば、「ECC編入学院」レギュラーコースの数学の授業料は3時間×22回で19万8000円である。
都会にしかない
大学編入用の学習塾があるのは主に都会である。しかし最近はインターネットを使った映像配信授業があり、地方の学生でも授業を受けれるようになった。下の映像はECC編入学院WEBコースの様子である。
学習塾が必要な人:自学自習が苦手な学生
難関大学に進学した学生の多くは自学自習で勉強している。また、わからない問題は学校の教員に質問すれば教えてくれるので、塾に通わなくても、大学編入に支障はない。
しかし自分で勉強するのが苦手な学生にとっては、学習塾は必要でしょう。一方、自学自習が得意な学生にとっては、学習塾へ行く必要はないでしょう。