東大・京大への編入は別格の勉強が必要
東大・京大は編入試験の難易度が高く、学校の授業を超えた勉強と対策が必要である。
学校の勉強だけでは合格できない
普通の高校生が東大や京大を受験する際は、学校の勉強だけでは合格できないので、塾で学校の授業よりも先回りして学習し、特別な対策が必要である。
高専も同様に、学校の勉強だけでは合格できないので、5年生までにTOEFLや数学検定で実力をつけておいた方が受験に有利である。
また、記事「資格で受験・進級に有利になる」で紹介したが、資格による追加の単位があると、その分入試前の授業をサボれるので、編入試験では有利になる。
受験生は学年トップクラス
他の大学と異なり、東大と京大は2年間で卒業することができないため、実質2年生に編入することになる。また、京大はTOEFLの提出が必要である。
にもかかわらず、各高専の学年トップクラスの成績を持つ学生が受けており、やはり普通の試験対策ではライバルには追いつかない。
私の先輩の事例:授業をサボって京大に合格
私の在籍していた高専の先輩に、京大を志望する学生がいたが、勉強法が特殊であった。
彼は低学年の頃から、編入試験のために、高専の定期試験の勉強を留年ギリギリの点数までサボる一方、その時間を受験勉強に費やして京大に合格していたのだ。
この先輩の事例やネットの情報を見る限り、東大や京大の合否は、高専時代の成績とは関係ないが、いずれにせよ、この先輩のように低学年から計画をたてて戦略的に志望校を狙うのも1つの作戦である。