高専生の大学編入の流れ
高専生の大学編入の流れを具体的にを紹介する。
4年生の夏:大学を見学する
受験生によってはしない人もいるが、4年生の夏はオープンキャンパスなどで大学を見学する。高専生が最も進学する豊橋技科大や長岡技科大は学校主催の合同見学会などがある。
4年生の12月まで:試験範囲を把握する
4年生の12月までに進学するのか就職するのか最終判断をする。進学希望の学生は、12月までに受験する大学を決め、その大学の試験範囲を把握する。
たいていの高専生は国公立大学のみを受験するが、国公立大学は平成24年度の時点で全国に168校もあり、学科も考慮するとさらに情報量が多くなる。具体的な夢がある学生は希望する学科を探すのに時間がかかるでしょう。
大学によっては、受験方法が書類審査のみや面接のみといった簡単な試験を採用しているところもある。
5年生の6月まで:受験勉強
遅い人では4年生の12月から、早い人では1年生から何らかの受験勉強をはじめる。そして5年生の6月まで受験勉強は続く。
5年生の6月:推薦入試開始
5年生の6月頃から、一般大学(旧帝大以外の大学)や専攻科の推薦入試が始まる。早いところでは5月ごろから始まる。
5年生の7~9月:一般入試開始
5年生の7月頃から、一般大学や旧帝大の一般入試が始まる。
5年生の9、10月~:その他の試験が続く
5年生の9月頃から、ごく一部の一般大学や専攻科では後期の一般入試や理工系以外の入試が行われる。