単位認定の少ない大学は編入後がつらい
高専から大学に編入すると、大学1~2年生で取得すべき単位がないため、本来は2年間で卒業できない。
一方、高専で履修した授業を大学の単位として認定してもらうことで、大学卒業までに必要な単位数を減らして2年間で卒業できるのだが、何単位を認定してくれるのかは、大学によって大きく異なる。
その単位認定が少ないと以下のデメリットがある。
- 授業が多い
- 好きな研究室に行けない
これら2つ内容を、それぞれ詳しく紹介する。
授業が多い
単位認定が少ないと、大学を卒業するまでに習得するべき単位が多くなるため、履修する授業数も多くなる。
また、単位を1つ落としただけで留年する場合もある。
その結果、テスト勉強やレポートの時間に追われ、自由な時間が少なくなってしまうのだ。
よって、生活費を稼ぎながら勉強したい学生や、部活やサークルに没頭したい学生にとっては、厳しい状況が待っている。
好きな研究室に行けない
私が在籍した高専では、成績が良い人から順に研究室の配属先を決めていったが、大学も同様に成績で研究室の配属先が決まる場合が多い。
習得している単位が多く、授業ごとの成績も良い学生の方が好きな研究室を選べるため、単位認定が少ないと、好きな研究室に行けない可能性があるのだ。
単位認定が多い大学、少ない大学を調べる方法
どの大学の単位認定がゆるいのか、または厳しいのかは、サイトやブログなどで公開されている。
例えば「千葉大学 高専 単位認定」で検索すると、高専の卒業生が千葉大学で何単位認定されたかを公開している場合がある。
一方、ネットで見つからなかった場合、大学に直接問い合わせると教えてくれる。