「将来のことを考えろ」と説教された時の対処法
就職、進学、結婚、老後といった見えない将来に対して、「しっかり考えろ!」と説教された時の対処法を紹介する。
「あなたは震災対策をしているのか」と反論して黙らせる
南海トラフ巨大地震、首都直下地震、富士山大噴火といった様々な震災を気象庁が予想し、メディアで報道されている。
本来、将来のことを考えるなら、明日来るかもしれない震災のために十分な準備が必要である。
しかし人に説教するような人ほど将来の対策ができておらず、「あなたは震災対策をしているのか」と反論すれば、説教した本人に将来の対策ができていないことを自覚させることができるため黙るようになる。
日本でお金がなくて死ぬ人はゼロに近い
ならば「お金のことを心配しろ」と言われるかもしれないが、日本でお金がなくて死ぬ人はほとんどおらず、そもそも日本人の死因のほとんどは病気である。
よって死にたくないなら毎年死因の上位に君臨する悪性腫瘍(がん)、脳血管疾患、心疾患、肺炎の主な原因である酒やタバコを止めるべきである。
しかし人に説教する人ほど、酒やタバコの依存症に陥っているため、反論できなくなる。
実際には変化に対応できない人が死ぬ
生物学者・吉村 仁氏の書籍「強い者は生き残れない」では様々な生物を研究した結果、環境の変化に対応する者が生き残ることが紹介されている。
生物史が私たちに教えていることは、気の遠くなるような長い年月、生命(遺伝子)というバトンを渡し続けている生物は、決して「強い者」ではないという事実である。今、この惑星に生き残っているのは、「環境の変化に対応して生き残ってきた者たち」だった。
(出典:吉村 仁・著書「強い者は生き残れない」新潮社出版)
例えば医師が糖尿病患者に対して酒を止めるように指導するが、やめれない人は糖尿病関連の疾患で死んでいくし、酒を止められる人はその分長生きすることができる。
この例のように、環境の変化(酒を飲んではいけない状況)に対応できる人は生きれるが、対応できない人は死ぬ。