TOEIC IPテスト
私は在学中にTOEIC IPテストを体験した。私の体験談とともにTOEIC IPテストに関することを紹介する。
IPと公開テストの違い
TOEIC IPテストは公開テストに比べ、「信頼性が低い」「受験料が安い」「試験回数が自由」という3つの特徴を持っている。
IPは資格としての信頼されていない
TOEIC IPテストの出題される問題はTOEIC公開テストの過去問である。また、顔写真の提出が不要であったり、監視体制がゆるい場合があるため、不正受験がしやすい。
よって、履歴書にIPテストの高得点のスコアを書いても、公官庁や一部の企業の採用試験などでは検定資格として認めない。大学編入試験においても、大学側は認めない。
ただし、一部の大学や企業からは公開テストと同等の扱いを受ける。私が在籍していた高専の専攻科ではIPテストであっても、入学試験時は公開テストと同等の扱いであった。
受験料が安い
TOEIC公開テストの受験料が5000円~6000円であるのに対して、IPテストは4000円程度である。
試験回数が自由
公開テストは年に10回実施されるが、IPテストは実施団体が都合のよい日に試験日を設定できる。
試験の体験談
郵便局に受験料を振り込む
私が在籍していた学校では年に数回IPテストが開催され、前払いで郵便局へ受験料を振り込む仕組みであった。学校によっては学生課で振り込む場合もある。
試験会場は教室
当然ながら試験会場は学校の教室。試験官も学校の教員である。
試験結果は数週間後
TOEICを試しに受けてみたが、結果は散々。よく覚えていないが300点台だった。得点は公開テストの結果を参照して決められるため、最短ならば数日で試験結果がわかる。
IPテストは公開テストの模擬試験
前述したように、IPテストでは一部の企業や大学が検定資格として認めない。よって、就職試験や入学試験の数カ月前までに公開テストを受ける必要がある。