絶対に相談をしてはいけない「ドリームキラー」とは
ドリームキラーとは「他人の夢を壊す人」であり、相手の夢や目標を壊していく。例えば、学生の偏差値を見て進学先を諦めさせる教員は、典型的なドリームキラーである。
なぜなら偏差値は「過去」の基準をもとに作られた指標にすぎず、その学生の「未来」の学力とは無関係であり、また学生の一部だけを見て勝手な基準で判断しているからだ。
あなたの周りはドリームキラーだらけ
ドリームキラーは2種類いて、「善意」と「悪意」の2種類が存在する。
善意のドリームキラー:過去の基準で相手の夢を諦めさせる
善意のドリームキラーは相手の能力を勝手に判断し、相手の夢を諦めさせる。
例えば歌が下手な少年から「プロの歌手になりたい」と言われた時、その少年の実力を過小評価して善意で夢を諦めさせる。家族や同僚、教員、上司などがこのパターンに当てはまる。
悪意のドリームキラー:自分より優秀な人をつぶす
悪意のドリームキラーは自分の立場が下がることを恐れて、優秀な人物を潰していく。
例えば群馬高専で学生3人を自殺に追い込んだ教員がいたが、その教員がターゲットにした学生は全員、成績が優秀な者だった。
ドリームキラーによって子どもは夢をなくし、無気力になる
ドリームキラーによって子どもは自分の能力を過小評価して夢をなくし、無気力になっていく。
一方、ドリームキラーとは反対に子どもの夢を支援する「ドリームサポーター」という人が存在する。彼らは過去の事例(偏差値等)に惑わされず、相手の意志を否定せずに子どもを指導できる人である。
子どもが夢を持ってやる気を出すには、親はドリームサポーターになるにはべきであり、心理カウンセラーなどの専門的な知識を身に着け訓練を受けることが重要だ。