留年する学生の特徴(性格編)
私の同級生は次々に留年していった。彼らを観察すると、留年する学生には、ある特徴的な性格を持っていた。
そこで今回は留年する学生の典型的な性格を紹介する。
自分は留年しないと思いこんでいる
このサイトの姉妹サイト「高専受験計画」でも紹介したが、下の動画のように、留年する学生ほど、自分は留年しないと思いこんでいる。
彼らはテストで赤点(60点未満)を取ったとしても、「再テスト」や「再試験」といった救済処置で何とかなると思っていた。
そのため、宿題やテスト勉強をほとんどしないのである。
また、90点から100点に上げるには膨大な勉強量が必要だが、0点から10点まで上げるのは簡単なので、最小限の努力で、最大限の成果を発揮するために、彼らが一夜漬けでテスト勉強するのは合理的な判断である。
「なんとかなるさ」という楽観思考
留年する学生のもう一つの特徴として、性格が楽観的な者が多い。「なんとかなるさ」という考えから、嫌いなことを後回しにする傾向が強かった。
彼らは過去の成功体験から自信を持っているのだろうが、その自信が間違いだったことを気付かされるのは「留年した後」なので、手遅れとなってしまう。