高専で複数回留年する学生はクラスで何人かいたが、高専を何回留年すれば強制的に退学処分となるのかを解説する。

2回連続で留年すると退学へ

学校によって制度は異なるが、私が在籍した高専や他の多くの高専では、同じ学年を2回連続で留年すると強制的に退学処分となる。

一方、学校によっては2回連続の留年は認めるが、10年以内に卒業できないと退学処分となる場合もある。

休学すれば2年連続で留年できる

ただし休学等の理由であれば、留年→休学→進級で事実上2年連続の留年が可能であり、ネットではこれを5回繰り返して高専を卒業することを「15年計画」と呼ばれていた。

例えば私の在籍していた高専に、2回連続で留年した学生がいたが、その内の1年間は病気による休学だったため退学を免除されたため、彼は1年生を3年間過ごしていた。

何回留年しても就職できる

私が在籍していた高専の教員によれば、過去に在籍した高専生の中で最も留年した学生は、1年×2、2年×2、3年×2、4年、5年と計8年在籍して、その後就職した。

3回留年しても就職できるのだから、やはり高専は就職に強い。