ごく一般的な参考文献の書き方
参考文献のごく一般的な書き方、そして今後の展望を紹介する。
例で見る、媒体別の書き方
参考文献の一般的な書き方は媒体ごとに異なる。
単行本の場合
単行本の場合は、次の順番で記載する。
- 著者名
- 出版年
- 書名
- 出版社
- 総ページ数
例:マッテオ・モッテルリーニ(2009) 『世界は感情で動く』紀伊國屋書店 320pp.
論文の場合
論文の場合は、次の順番で記載する。
- 著者名
- 出版年
- 論文のタイトル
- 論文の掲載された本・雑誌名
- 掲載雑誌の巻数・号数、掲載ページ
- 論文集などの編集者や出版社
例:山田太郎(2014) 「世界の水不足が急加速」 『週刊スピード』(2014年9月4日号)pp.32-33. スピード社.
WEBページの場合
WEBページの場合は、次の順番で記載する
- 作成者
- WEBページのタイトル
- URL
- アクセスした日付
例:文部科学省「平成25年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査」 〈 http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/03/1345259.htm〉 (2014/12/31アクセス).
今後の書き方
教員によっては「参考文献の書き方は絶対にこうだ!」と言ってくるかもしれないが、実際には参考文献の書き方にコレといった定義はない。
今後、WEBページや電子書籍からの引用が増え、しかも紙のレポートではなくデジタル化したレポートを提出することも増えるでしょう。
よって、参考文献の書き方も変化し、「読みやすく」「わかりやすい」ものが求められる。総ページ数や出版年など、参考文献を書く際にあまり必要のない箇所は省略しても良い時代が来るかもしれない。