ブラック企業の見抜き方
求人情報・ウェブサイト・面接官の態度からブラック企業の見抜き方を紹介する。
求人情報から見抜く
雑誌『PRESIDENT』に掲載されていた「ブラック企業の見抜き方」特集で、ブラック企業アナリスト・新田龍氏によると、求人情報からブラック企業を見抜く方法は次の5点だ。
- 求人情報を常に掲載している
- ハードルの低さが強調されている
- 給与が異常に高い
- 仕事内容が「よくわからない横文字」である
- 社員数に対して求人数が多い
入社希望者があまり集まらない企業は大げさな情報を流すことが特徴であり、高い給与を提示していても、激務か歩合制の可能性が高い。
ウェブサイトで見抜く
新田氏によると、ウェブサイトからブラック企業を見抜く方法は次の3点だ。
- ホームページが幼稚である
- 「良い社風」だけが強調されている
- ネット上でブラックの噂が流れている
Googleで当該企業を検索し、サジェスト機能(検索サイトの入力枠に文字を入れていくと、その文字に続く候補が自動的に表示される)で「評判」「2ch」「どうよ」などの言葉が表示されたら完全にブラック企業である。
面接官で見抜く
新田氏によると、人事担当者や面接官の態度が以下の3点に該当したら危険だ。
- 応募者への配慮が足りない
- 事業や業務内容の説明があいまい
- 面接回数が少ない。面接時間が短い。面接中雑談ばかり。次の選考を受けるように急がされる
「数が揃えばだれでもいい」という考えは面接官の態度に表れる。
転職の際に要注意
一般的な大学生に比べて、高専生は就職が楽なのでブラック企業に入る可能性は低い。
しかし、転職の際は要注意だ。「ノルマなし。未経験者OK。残業なし」という甘い文句に騙されないよう身構えておくことも重要かもしれない。