なりたい職業がある場合の就活方法
「作家になりたい」や「ラーメン店を経営したい」といった、「なりたい職業」や「やりたい仕事」が具体的にある場合の合理的な就活方法を紹介する。
成功者を徹底的に分析する
自分がなりたい職業で成功するには、その分野で成功している人を徹底的に調べて分析することが一番の近道である。
例えば料理人になりたい場合、プロの料理人として成功している人の著書やインタビューを集めて分析すると、プロの料理人になる方法や成功する方法を統計に知ることができる。
例えば「料理人として技を磨くには大きな料亭で修行するよりも、店を開いて客の反応を学んだほうが良い」とか「都心よりも郊外の方が経営しやすい」といった適切な道を知ることができる。
成功より失敗を知ることが重要
成功者を徹底的に調べる際、実は成功よりも失敗を知ることが重要となる。
経営コンサルタントのカレン・フェラン氏の著書「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」では、数多くの経営理論が間違っていることが紹介されている。素晴らしい経営方法があっても、結局のところ、その次代、その状況、その環境に合った方法でなければ成功しないのだ。
一方、失敗は時代を超えて何度も繰り返されている。
例えば多くのプロの料理人が「30代から修行しても上手くならない」とか「有名な料理人がいるお店は、弟子が多くて師匠から教わる時間が少ないため行かない方がいい」といった意見を言っていれば、その意見を参考にして失敗する道を進まないほうが良い。